平成29年の水神祭が執り行われました。


4月16日 晴れ  鶴池と亀池の間に鎮座される水神さんのお祭りをし、本年も田の水に恵まれるよう祈祷しました。 鶴池亀池は天保14年(1843)に市場町の近藤亀蔵さまが、山田、市場、池尻の水不足解消のために造られたと聞いております。その10年後はペリーの黒船が浦賀にやってきて、いよいよ幕末を迎えるようになった時代ですね。

このような時代で、大きなため池をつくられたことは、後世に伝えていかなければと、改めて思いました。ここで逸話がありまして、今の鶴池(大きい池)は亀蔵さまが亀池と名付けようとしましたが、ある日、一羽の鶴が舞い降り、池の形が鶴が羽を広げた形に似ていたことから、鶴池と名付けたとのことです。昔の人に聞いたことを思い出す清々しい朝でした。水に恵まれますように。(祈)