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令和6年度上半期の山田町農地水環境保全隊活動


これより令和6年度上半期の活動の様子を掲載します。

まず最初は、鶴池水神碑周辺の草刈りと水神祭を掲載します。

4月13日に保全隊隊員で草刈り作業を行いました。

4月14日に3町合同で厳かに水神祭を開催しました。

5月18日鶴亀池草刈り作業の後、水門の点検及びグリスアップを行いました。全て良好でした。

5月25日鶴池から山田川までの用水路の掃除を行いました。

5月25日子供会とともに山田川のホタルの観察会を行い、

20匹程度のゲンジボタルの優雅な光の点滅に感動しました。

 

 

4年ぶりの秋祭り。歓喜の声ひびく。


10月8日(日)新型コロナウィルスの影響で3年間秋祭りが中止となりましたが、久しぶりに住吉神社の秋祭りが開催されました。

午後3時。雨がチラホラ。大雨の心配もしながら決行されました。

行事内容は、子供奉納相撲(男子)、子供輪投げ(女子)、おもちゃ・人形すくい(幼児)、福引抽選会です。参加者は約130名と例年同様の皆様にお越しいただきました。

上の写真は奉納相撲の土俵を当番の6隣保のみなさんで、作業していただきました。行司は6隣保長さん。

泣く子も、真剣な子も様々。取り組みの勝敗ごとに大きな歓声と拍手が沸き起こります。山田町の将来の安寧を願ってやみません。

おもちゃ・人形すくいもみなさんに喜んでいただきました。

奉納相撲と抽選会はテントを設営して行われました。来年も町内の皆様が元気で参加していただくことを願いつつ、午後5時本年の秋祭りは無事終了しました。ありがとうございました。

鶴池と亀池の樋門点検とグリスアップ!


10月7日(土) ため池の重要な機能である樋門は、本年も役割を終えました。感謝の意味も込めて、錆や腐食の点検を行いました。

亀池では2門の斜樋スライドバルブ、スンピンドル及び軸受け、巻上ハンドルを点検しました。

以上で、亀池は終了しました 。次に鶴池も同様に点検し、グリスアップをしました。鶴池は3門あります。

点検結果: 両ため池とも最下部のスライドバルブは、未だ水が流れていたので完全にグリスは塗れませんでした。それと、スピンドルの軸受けは水没している箇所が錆びていましたが、開閉に支障はありませんでした。

来年は、底樋まで水抜きをし、いわゆる「かいぼり」をして、溜まった泥を幾分か排除できればいいと思いました。

保全隊活動の夏から秋へ


今年の夏は異常な暑さでした。そのような中でも地域の環境はといいますと、農地や川沿い。また、ため池の雑草が例年よりも成長しているように思いました。

「山田の里」の組合員さんも農地や施設周辺の草刈りにも毎日朝早く大変だったと思います。

保全隊といたしましては、7月27日 堂ケ谷池のため池パトロールが行われ、異常がなかった旨、安心しております。

9月9日(土)例年の鶴池、亀池の草刈りを行いました。何度も休憩と水分補給を繰り返し、無事終了することができました。次回は11月の下旬に本年最終の草刈りを予定しています。

次の写真は、9月24日(日)町の7隣保に入ったところの山田川沿いの農道の補修を行いました。作業工程に沿って写真をご覧ください。

まずは準備です。縦に入ったクラックの中の草や土を除外します。

次に、クラックに注入するタールをフライパンで溶かしていきます。

溶けたタールをクラックに注入します。

約20mの完成です。路面からの雨水の侵入を食い止め、長持ちさせます。

9月30日(土) 秋の水路維持作業に向かって、町役員会の前に1時間にわたり、ビデオによる研修会を行いました。

作業内容は、後日お知らせします。

 

 

2023 上半期を振り返って。


1月の主な行事は初総会の開催です。これまでコロナ禍で制約がありましたが、本年は通常の開催ができました。また、農地水環境保全隊の総会も合わせて行われ、全議案が原案通り可決されました。

2月はあぜ焼きが町内一斉に行われ無事事故もなく終われました。毎月第2日曜日の「山田の里ファーマーズマーケット」は新たなお客様も増え大変にぎわっています。

3月は7隣保北側の山林内で不法投棄があり、警察署と小野市と確認し対応していただきました。

4月、いよいよ草刈りのシーズンが到来しました。自治会行事では鶴池亀池の水神祭が市場、池尻の各町と厳粛に執り行われ、水の恵みに感謝するとともに1年間の水の安泰をお祈りしました。

5月は保全隊において、町内各所にある水門の作動確認と点検を行い、一部老朽化の個所も判明しました。

農地水環境保全隊の活動に自然の生態の観察があります。5月26日(土)は、町子供会と共同で山田川のホタル観察会を開催しました。十数匹を確認に子供たちに自然の大切さを司会していただきました。

5月27日(日)は市場地域づくり協議会のハミングウェイウォーキングが開催され、ファーマーズの会員さんも軽トラ市で参加されました。

6月は産業団地開発に伴い、池ノ谷池の一部が改良されたことにより、水利関係者ののみなさんと今後の維持管理の確認も行い、堤防の草刈りを行いました。みなさん汗まみれで奮闘されました。

その他、保全隊では本年度の活動計画を農会と綿密に打ち合わせをし成果のある事業計画の策定を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

底樋(泥樋)を点検


10月12日(月)

午後より底樋ゲートの点検を行いました。まず、巻上げ機のスピンドルカバーを外して、スピンドルにストッパーがないので、今後の安全作業のためストッパーを設置することを提案されました。スピンドル自体は健全でした。また、グリス注入口が壊れていたので新品に替えます。

斜樋の下のため池栓は泥で埋まっていたうえ、鎖を引く方向に力が加わらないため、直角に上がるように加工します。また、泥アゲは町ですることになります。

最後に午後3時ころに底樋を閉めました。次に業者が来られるまで、水漏れがないか確認していきます。

鶴池の水を抜きました


10月7日(水)

先日5日の午後より泥樋を開けて、黒いヘドロ状の泥水を抜きました。

3本の斜樋の下にため池栓という蓋があるのですが、泥で埋まって開けられません。砲金で作られたものなので、強い衝撃を避けるため泥を除き慎重に開けます。

泥樋の点検を行い、錆びをケレンで落とし、グリスを塗って、10月中に閉める予定です。

鶴池、亀池の樋門の点検


10月3日(土曜日)

午後より、鶴池、亀池の樋門の点検を行いました。鶴池は3カ所の斜樋の開閉状況、グリスアップをしました。鶴池の泥樋を空けて点検しようとしましたが、長年開けていないので、巻き上げ機が回りません。

5日の月曜日に業者に来てもらい、やっと開きました。黒く匂いのする泥水が流れ出しました。水が切れた段階で、業者に点検をしていただく予定です。尚、亀池は今回、斜樋の点検だけにし、来年泥樋の点検を行うこととしました。

秋の農地水保全隊は、鶴池 亀池堤防除草


9月12日 町役員、農会協力員、営農組合で鶴池と亀池の堤防除草作業に汗を流しました。

総勢20名、朝8時より隊長(自治会長)から作業指示及び安全確認を行いました。

亀池は裏法の傾斜がきつく大変です。大きなマムシも退治しました。蜂も出ました。

鶴池は前法と一部裏法を刈り取りました。

今年は8月の雨量がほとんどなく、非常に心配をしましたが、先代の英知と努力によって築造された貴重な水がめは、本当にありがたく、感謝を込めて作業に取り組みました。怪我や事故もなく、皆様お疲れさまでした。